☆建築費用を知る「実用ポイント」ABC
大切な家づくり、工事費以外にもかかるもの。見積書を見てもチンプンカンプン。
ブラックボックスのままにせず、全体を把握することからはじめましょう。
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A.家づくりにかかる費用
よく「坪50万円より」と宣伝している工務店やハウスメーカーがあります。
「そうか、うちは40坪の家を建てると2000万円ぐらいか!」というとそういうわけにはいかないのです。
家をつくるには、もろもろの費用がかかります。
「坪50万円」というのは、本体工事費のことをいいます
一般的に家づくりにかかる費用は「建築工事費+35%程度」を目安にするといいでしょう。A)建築工事費 本体工事費 構造体・内外装・住宅設備機器など 設備工事費 給排水設備・衛生設備・電気設備・ガス設備など B)付帯工事費 外構設備工事 塀・植栽・カーポートなど 地盤改良費 軟弱地盤の地域では、基礎補強が必要になります。 その他 空調設備・照明器具・カーテン・システムキッチンなど 一般的に使ういう「坪単価」は、「本体工事費」をいいます。付帯工事費は含みません。 C)新築工事にともなう費用 測量費 10万前後 地盤調査費 3万〜5万程度 設計監理料 建築工事費の10〜13%程度。建物の規模・構造で異なります。 確認申請料 特定行政庁または、民間審査機関に支払う申請料。 水道分担金 都道府県の水道局に納付します。(建替えの場合は必要ありません) 地鎮祭・上棟式 地鎮祭費5万くらい(神主への初穂料) インテリア費 家具や家電製品など、工事費の5%くらいみておきましょう。 解体費 3万/坪〜 産業廃棄物などが多いと割高になります。 ゴミ処理代 古い家電などを処分する場合、費用がかかります。 借り住まい費用 約100万 (敷金礼金など6ヶ月分) 引っ越し代 40万(往復とした場合)自分でやるとレンタカー代のみ D)新築にともなう事務経費 印紙税 工事請負契約書・設計監理契約書・金銭消費貸借契約書(住宅ローン)など。 事務手数料 住宅ローンを使う時の金融機関手数料。 ローン保証料 住宅ローンを組む場合に連帯保証人を立てずに保証料を払って借り入れをする場合。 団体信用生命保険 住宅ローンを組むときに加入します。 表示保存登記手続き 住宅ローンを組んだ場合、抵当権設定登記も必要です。
建築工事費2100万(税込)の場合のシュミレーション 地域 東京都 敷地面積 30坪 構造・階数 木造2階建て 1階 15坪 2階 15坪 床面積 30坪 外構工事 贅沢をしなければ約100万程度 地盤改良費 ローム層などの安全な地耐力が地盤調査で確認できた場合、0万 空調設備・照明器具・システムキッチン 空調工事費約60万程度
照明器具・システムキッチンは本体工事費の中に含むことにします。測量・地盤調査費用 この測量は、登記用とは異なり実際の土地の広さや高低差を測定します。
地盤調査は、簡易測量のスウェーデン式サウンディング方式を用いた場合、
約13万程度設計監理料 設計事務所によって異なります。
約10%とした場合、210万程度確認申請料・竣工検査料 民間審査機関などによって異なりますが約4万程度 水道分担金 建替えの場合、敷地に引き込まれているので0万
土地購入の場合、約50万前後。地鎮祭や上棟式などの祭事費用 神主さんへの初穂料や工事に関わる人への労いなど約20万
やらない方もいますが、職人さんたちとのコミュニケーションをとる意味で
上棟式はオススメしています。インテリア費 カーテンなどは贅沢をしなければ約30万程度
家具などを購入する場合、約100万程度解体費用 解体工事もリサイクル法によって、分別解体になっています。
建替えで既存住宅が古い木造住宅の場合、約100万程度仮住まい・引っ越し費用 建築にかかる費用に含めるかどうか・・・という点はありますが
約140万程度。
土地購入の場合、引っ越し費用のみ。印紙税 住宅ローン(2000万)を使う場合、印紙代約3.5万程度。自己資金なら0万。
工事請負契約時、印紙代1.5万程度。金融機関などへの事務費用 事務手数料やローン保証料や団体生命保険料など約50万。
自己資金なら0万。火災保険料 木造・防火構造で約25万 各登記費用 表示保存登記や抵当権設定登記など、約20万程度。 ひとつひとつは小さな数字の積み重ねですが、これらを合計すると
約2877万かかります。(解体工事は含んでいません)
これはあくまでもシュミレーションですが、家を創り始めてから完成まで
掛かる諸費用です。
このような建築に掛かる費用などを検討しながら、建築計画をしていくことが
重要です。
「そうですか。これだけかかるんですか」と素直に建築資金を用意できる人ばかり
ではありません。
ここからどのように予算を調整して、家をつくりあげていくか・・・・
コストを下げるシュミレーションが下の方法です。
建築工事費 上記と同様の条件で次のような方法でコストを調整します。
・単純な形状(凹凸の少ない形状)
・シンプルなプラン(材料のロスを少なくする)
・建物の軽量化(構造の合理化)
・作業工程の少ない仕様(人件費の削減)
・できることは自分でやる。
マイナス200万外構費 塀や門扉などは設けず、道路面は植栽を植える。
ポーチ部分の土間コンやポスト程度とし、時間をかけて作り上げてゆく。
マイナス50万空調・照明器具・システムキッチン エアコンなどは、完成後自分で量販店にて購入する。
エアコン用コンセントだけ、建築工事でつけておく。
マイナス30万仮住まい・引っ越し費用 引っ越しは、自分たちで行なう。レンタカー代+ガソリン代のみ。
マイナス30万これだけで、マイナス310万。
発想を変えると、家づくりにかかる費用を調整することができます。
ローコストを目指す場合、予測不能なことが起こりますので、多少の予備費を
みておくことも必要です。
さらにマイナス200万にする方法があります。
その答えは。。。。
勉強会、実例展で知ることができます。