3階建て住宅ABC

狭小敷地だって、ちょっとした発想で快適な空間を演出できます。

A.地上3階建て住宅

一般にいわれている3階建て住宅のゾーニングです。
1階部分は洗面・浴室など水まわりのゾーンで構成され、
寝室などプライベートなどを配置します。

2階部分は、キッチンや家族の集まるパブリックなゾーンとして、構成されます。
3階は、子供室などのプライベートなゾーンで構成されます。
また、3階建て住宅はすべて構造計画・構造計算で安全を確認する必要があります。
建築基準法上の規制も2階建てにくらべてかかってきますので、充分なな建築計画が必要です。

吹き抜け空間をもうける

2階上部を吹き抜けにすることでダイナミックな空間が演出されます。
部屋の広さは「平方メートル」という単位で表されますが、
空間の豊かさ
「立方メートル」で表されるのでは、ないでしょうか。

また、トップライトを設けることで天空からのあかりが吹きぬけ部分に陰影をつけ
、空間に変化をもたらします。

中庭をもうける

3階建て住宅を計画する敷地は、都市部の狭小敷地がほとんどです。
敷地を有効に使おうとするあまり、建ぺい率いっぱいに建物を計画したりすると
採光を得ることがむずかしくなります。

建物配置を「コの字」型にすることによって、建物の中心に庭ができます。
建物の配置は、中庭をとりまく形となるため、開口を設ける部分もおおくなります。

こうして設けた「中庭」は、プライベートな要素をもった庭ですから
外部から覗かれる心配はありません。
アウトドアー・リビングとして使ったり、バーベキュー・パーティーなど
フレキシブルな活用ができます。

屋上庭園をもうける

廻りが密集していても、空からは太陽の光がサンサンと注ぎますし、雨だって降ります。
屋上を使わない手はありません。

大きな植栽などは特殊な防水工事が必要ですが、低木程度なら屋上の一部を利用しての
ガーデニングや家庭菜園
などが可能です。
また、ジャグジィーバスなどを設置して、開放感のあるバスタイムだって夢ではありません。

B.地下室付き3階建て住宅

3階建て住宅にさらに地下室までつけば、狭小敷地の最大利用です。
地下室も含めると4層住宅になりますから、上下の移動などのゾーニングは
できるだけ簡単にかつ、最小にする必要があります。
2世帯住宅のように高齢者が同居するばあいは、ホームエレベーターの設置なども
考慮しておかなくてはなりません。

また、地下室を作るにはドライエリア(からぼり)はぜひ設けましょう。
とくに地下室の場合は、採光や換気が重要なポイントとなります。
せっかくの地下室も暗くて、湿気が多くては台無しです。
充分なドライエリアを設けた地下室は快適です。
外部からの騒音も遮断され、周囲は土ですから断熱性も高く

1年を通して快適環境が維持されます。
オーディオルーム・アトリエ・ピアノ室とフレキシブルに使えます。
もちろん、主寝室などにも最適です。

地下の構造は、RC(鉄筋コンクリート)造になりますから、
工事車両が入っていくためには敷地の前面道路の幅員は最低4メートルは必要です。
また、山留め工事が必要になるため隣地境界線から50センチ程度の離隔は必要になります。

ドライエリアを設ける

ドライエリアは、地下室の開口部に面して設けます。
そうすることで、太陽の明かりが地下室までおりてきます。

また、床にウッドデッキや植栽を設けることでガーデニングのスペースができます。
室内からは、植栽が見えるため、地下にいることを感じさせないでしょう。
デッキチェアーなどを置いて、休日の午前中はティータイムなども楽しめます。

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一級建築士事務所 プラネット環境計画