敷地探しから始める「家づくり」

家づくりに無くてはならない敷地。土地購入から始める家づくりのポイントを建築の視点からアドバイス。

<基礎知識>

地番と住所とは
「地番」と「住所」の違いをはっきり理解することは大切なことです。
登記簿を調査する時は「地番」を探します。地番は、日常使っている住所(住居表示番号)とは、違っている場合が多く、住居表示番号では調べたい土地を探し出すことはできません。また、建築確認申請などもすべて「地番」で表示します。

住居表示番号・・・・・・・・・・住所を特定する番号
地番・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土地を特定する番号
公図とは
地番の土地が実際にどこに位置するのかを知るためには、地番を記載した地図が必要です。
「公図」とは、明治時代の地租改正の際に作成された「旧土地台帳付属地図」のことをいいます。当時の測量技術は未熟であったため、不正確な部分が多く、公図上と現実の状況が一致しない場合が多くあります。
公図は土地のおおよその位置や形状をあらわすものとしか利用できません。
公図の閲覧は登記所でできます。

<土地探しの10のチェック項目>

敷地探しには、次のようなチェックをする必要があります。「敷地探しからはじめる家づくり」に共通する事柄をまとめてみました。
市街化区域・市街化調整区域および用途地域
目的の用途の住宅が建てられるかどうか。市街化調整区域は、市街化を抑制しようとする区域のことです。
原則として、建物の建築に当たっては厳しい制限が課せられます。その土地が市街化調整区域でないかどうかを確認することが大切です。                                          
建ぺい率と容積率
希望する規模の住宅が建てられるかどうか。
各種法令上の制限
その土地はどのような法令による制限をうけているか。それにより希望する利用方法が制限されることがあります。
道路
・敷地と接道している道路は、市道等公のものか、私のものか。
・道路位置指定を受けているかどうか。
・4M以上の幅員があるかどうか。4M未満の場合は、敷地のセットバックがどの程度あるか。道路幅員が狭い場合は、法律で定められた容積率の最大限度まで建築できないこともあります。
敷地と道路の接道関係
・敷地の一部が道路となっていないか。
・道路に接している長さは希望する利用方法に充分か。敷地が2M以上接していないと建築できないので要注意!
・道路との高低差により、車の出入りなどに不便はないか。
敷地境界
隣地との境界がはっきりしているしているかどうか。
擁壁
・擁壁がある場合は補修、改修の必要があるかどうか。古い造成地の場合、既存の擁壁が現在の基準に適合していない場合には、擁壁をやり直したりしなければ建築確認申請が受理されない場合があります。
土地の形状
・間口、奥行き、形状は希望する利用方法に適しているか。
・日照、眺望など確保されやすいかどうか。
地盤
・水はけがよいかどうか。
・切り土、盛り土などがあるかどうか。
・地盤の耐力があるかどうか。
10 供給施設
電気、ガス、水道、下水設備の引きこみはあるか、ない場合は容易か。設備本管がない場合は新たに本管を引きこまなければならないことがあります。

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