透明の床を作ろう@「雪谷の家」 


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「雪谷の家」が完成して6年。
完成時にはモルタル下地金コテだった外壁を仕上げたり
外構工事を施したり
ガラスに飛散防止振フィルムを張ったり
1年ごとに小さな工事をやってきました。

完成時、クライアント一人だった家族もパートナーが増え2人に。
そして可愛いジュニアが誕生し3人に。

家族の成長とともにこの家も成長を続けてきました。

そして、いよいよ・・・・

小さな家族が住む小さな家に大きく変化をもたらすことになりました。
今までこの家のヘソだった吹き抜けを大々的に床を張ろうということに。

この吹き抜けがあることで狭小住宅でありながら開放的で明るく過ごしてきた
のでまず、その良さを失わずに床を増やそう!というのが大前提です。

透明の床は今までの開放感を得ることができ、
さらに明るさも失うこともありません。
そして、何よりも広くなる!




既存の構造体や仕上げを極力傷つけない工法を
いろいろと検討し、ホームコネクター工法を採用
することに。

最大の特徴は構造体に穴を開けそこにピンを
差込み接着剤で固定するため金物が表面に出て
こないため、意匠的に綺麗に収まりさらに既存の
構造の断面欠損を極力少なく出来きます。


既存の構造に合わせながら施工していくため、
すべて現場で加工していきます。


接合部を拡大すると既存柱と新しい梁がボルトで
繋がれ(写真では見えません)接着剤を注入する
中空ボルトが見えます。
刻まれた四角い穴にはコミ栓で埋め、最後に
接着剤を注入。


翌日、構造体はびくともしないくらい固定され、
根太を施工。
接合部分はすでに込み栓で埋められています。






下から見上げるとまだ工事中のように見えますがポリカーボネートの床が
張られています!





既存の床はコルクタイルが張られている部分。
吹き抜け部分に梁と根太を施して透明の床が外の景色を写しこんでいます。
まるで水が張られているようにも見えます。





透明の床に乗ってみました・・・・
最初の一歩はすこし緊張しましたが、歩いてみるとごく普通の床です。



柱だけで開放されていた部分に透明の壁を作りました。
ここもポリカーボネートの壁材を使用。
空気層があるため断熱効果もあります。
そして何よりガラスの30倍強度があります。


夜になると階段のスポットライトの明かりがポリカーボネートを透しながら
乱反射し天井を明るく映し出しています。

奥にハンガーがあって生活感が感じられます(^^)


プラネット環境計画