VOL8  「構造の知識 その1」

                                                                                           
2002/08/23




家づくりの構造や工法は、一般的に環境や法規制、建築コストなどに
よって決まります。
それぞれの工法の特徴や予算や敷地に効率の良い工法選びを
紹介します。

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★★構造や工法のメリット・デメリット★★

☆☆木造☆☆

☆在来工法☆
木造住宅のほとんどは、この在来工法です。
昔からの建て方で多くの種類の材料を建築現場に持ち込んで
加工する工法です。
歴史が古い工法ですから、この工法に慣れている工務店や建築会社も
多く、木造住宅のほとんどは、この在来工法です。
ただし、熟練の職人の技術やコストによって、建築の質が
大きく左右されます。

○メリット
・ローコストの工夫がしやすい
・将来増改築などに対応しやすい
・変形・狭小敷地などプランの自由度が高い
・風通しの良い住まい

○デメリット
・職人技術力で質の良し悪しが左右されやすい
・防音性に弱い
・防火地域に建てられない。


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☆☆2×4工法☆☆

日本の多くの2×4工法は、北米の住宅工法を日本の規格に
合わせた工法です。北米などでは、プラットフォーム工法といわれています。
2×4と呼ぶ規格材料を中心に使って建てる工法です。
ハウスメーカーなどが中心。

○メリット
・安定した構造にし易い
・工期が早い
・施工性が容易
・変形・狭小敷地などプランの自由度が高い
・気密、断熱性が高い

○デメリット
・上下階の音が響きやすい
・伝統的和室はできない
・将来増改築などに対応しにくい
・防火地域に建てられない。

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★ひとくちメモ

木造の在来工法といっても、ピンからキリまであります。
料亭などのように造作工事に職人の技術の粋を結集した建築もあれば
建売住宅のようにローコストのみを追求した住宅までさまざまです。
なにが違うかといえば・・・

同じ木造でありながら、構造的な部分や細部のディティールに至るまで
ことごとく違います。
構造材ひとつでも、檜・杉・ヒバ・松・栂など。
さらに等級によって、その材質や価格が異なります。

最近では、在来工法をベースにしたハイブリッドな工法が開発され
ています。
ジョイント部分を金物を使ったり、2×4工法の利点を生かしたりなど
注目されています。

2×4工法は、3階建てなどは安定した構造計画にしやすい工法です。
使う部材や金物まで決まっているため、職人の技術力の有無に左右されない
工法です。
そのため、構造的な制約が多く、凝ったデザインや和のテイストなどは
むずかしい工法です。

予算と工期で、木造住宅の構造や工法も異なってきます。



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