VOL5 「雪谷の家」の設計を終えて2
2001/06/20



見積もり依頼
実施設計も完了し、確認申請も問題なく取り付け、いよいよ見積もり。
事前に話をしてあったA建築会社に見積もり出したところ大幅な予算オーバー。
狭小・ローコスト住宅ではわずかな金額もチェックの見逃せないところです。基本設計の段階から建築予算計画書を作成し、それに基づいて実施設計をすすめているためコスト調整は重要なポイント。
小さな仕様変更によるコストの見直しで10%近くコストダウンを図るもまだ、予算オーバー・・・。
もう、A建築会社もギブアップ状態。
そうなれば、できるところを見つけるだけ。別の住宅の見積もり依頼を出していたB建築会社に見積もり依頼。
出てきた金額は、「うーむ、予算計画書に近い金額。できればそれよりコストを下げてやりたい」
再度、機能や仕様を損なわずに見積書の見直し。わずかな金額も施工面積でかけると大きな減額になります。
そして、大手メーカーのモノは使用しない。これって意外と大切なこと。
たとえば、洗面カウンターなどは現場施工。洗面ボウルは大手キッチンメーカーなどにパーツを提供している製作会社のモノを使用。
これで中間マージンのない価格で仕入れることができます。
金物類も大手メーカーなど使用せずにホテル専用のもの。機能性は充分。しかも安価。
(ホテル仕様のものは意外と安価です)
でも、使うエネルギーは並大抵のものではありません。
おかげでドラム式洗濯乾燥機も設備工事費のなかに入れることができました。
ローコスト住宅のおもしろさは、こんなところにあります。
もちろん、クライアントの理解があってできること。
いつも、ローコスト住宅ばかりでも困りますけど・・・ね。