VOL39 居住まいの悪い食卓
2006/12/22



椅子とテーブルの高さのバランスが合わないとせっかくの食事なのに落ち着かず
疲れてしまうことがあります。

日本とヨーロッパのテーブルや椅子の高さは、異なります。



上の写真はドイツでのランチの風景です

上の写真はフランスでのディナーの風景です



テーブルの高さは、食事の作法や器の高さによって異なると言われています。


ヨーロッパの食事の器の中心は、上の写真のようにプレート類。
テーブルに近い位置でナイフとフォークを使い、
手の支点が低い位置になるのがマナーといわれています。
こういった食事の作法にあうテーブルの高さは、70〜74センチです。

日本の食事の器の中心は、お鉢や小鉢など重心の高いものが多く
その中でも飯椀や汁椀は手の支点がテーブルから高い位置になります。
日本は世界の中でも珍しく器をもつことが作法とされています。
こういった食事の作法にあうテーブルの高さは、68〜70センチといわれています。

このように食文化によって、テーブルの高さがヨーロッパと日本では
異なります。

家具選びは、どのようなライフスタイルをするか決めてから購入しないと
購入した後で高すぎた・・・あるいは低すぎた・・・などの問題がでてきます。

もっとも座りやすい椅子とテーブルの高さは、
椅子の座面からテーブルのトップまで28〜30センチといわれ
こういった食卓で食事をすると落ち着いて料理を楽しむことが出来ます。

飲食店など客単価を低く抑え回転率を高め利益を上げる店の多くは
あえて居住まいの悪い背もたれのない椅子や固定されたテーブルなどを
使用し、椅子とテーブルの高さを短く設定しています。

落ち着く店、居住まいの悪い店はテーブルと椅子の関係から
くる場合もあります。
住宅の食卓でもおなじです。



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