VOL38 健康な住まいと街並み
2006/10/31


10月にドイツを中心にエコバウの住宅や建築を視察してきました。
ドイツ以外にリヒテンシュタイン・スイス・フランスなどの近隣諸国も
視察の対象で9日間の弾丸ツアーです。
ドイツの国土の広さは、ほぼ日本と同じで気候は北海道に類似しています。

ツアーの移動はリムジンバスで一日の走行距離は約400キロ。一日の大半は
バス移動で一般の街中を通過していきます。

都市の風景とエコロジーや健康住宅に対する考え方は、一元的であることが
わかります。




街中に見られる道路。
車道+緑地帯+自転車通路+歩道という構成です。
クルマと歩行者は明確に分離されています。

荷台にかご付きのどこでも見られる自転車。
子供は後ろのカートに乗せて移動します。
安心して自転車通路を走ることができます。




何処へ行っても窓辺に飾られた花を見ることができます。

ドイツの田舎度を計る基準は、

・電柱があること
・踏み切りや信号が多いこと
・公共の場に面し、洗濯物を干すこと

だそうです。





ミュンヘン市街地。
向こうに見えるのはBMW本社。

道路は建築物が立っている敷地より一段下がった位置に作られています。
一定間隔ごとに歩行者専用のブリッジが設けられ、敷地の両岸の高さは
ほぼ同じ高さなので歩行者はゆるやかなスロープで歩くことができます。

ドイツの交通事情に関する共通点は、信号が少ないことです。
信号によるアイドリンクや急停車急発進がないため、CO2排出量を
抑え大気汚染を少なくすることを目的とされています。




窓辺に見られる花は、都市や片田舎の住宅やビルでも見られます。

ドイツのみならずオーストリア・リヒテンシュタインスイス・フランスなども同様で
国の違いを感じることはありません。

ヨーロッパは個人主義の国ですが歴史に裏付けられた「街づくり」の考え方に
国境はないということがわかります。

日本では、「街づくり」と「開発」が同義語で言われますが、都市の美しさは
住民主導の美意識の集合なくしてはあり得ないということを感じました。




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