
VOL23 ご縁のある方とない方 2005/03/18
このホームページから多くの方とお会いすることができました。現在も進行形です。
コンタクトを取ってくる方の多くは「家づくり」を始めようと考え、連絡をいただく方々です。
たくさんあるサイトから、わたしたちの事務所を検討のひとつとして選んでいただくのですから感謝しています。
その後、さまざまな経緯を得て家づくりのご縁ができたり、できなかったりします。
残念ながらご縁がなかった方はどんな方々かというと、大きく3つのパターンに別れます。
1.家庭の事情で「家づくり」を断念または、延期された方。
2.こちらからお断りした方。
3.資金計画が甘い方。
1の「家庭の事情」というのは、
同居予定のご家族が大きな病気になってしまったり
サラリーマンの方であれば、長期海外転勤になってしまったりという理由からです。
2のこちらからお断りするケースもまれにあります。
ご自身でグラフィックソフトをつかって、間取りを書いてきて「こういう家を造ってほしい」と言う方。
それだけならまだいいのですが、こちらの提案に耳を傾けようとしない。
人の話を聞こうとしない。
そういう方は、住宅メーカー向きという判断から丁重にお断りします。
もっとも多いのが3で、資金計画に無理のある方。
その多くが土地購入+建築を考えている方で
土地購入費にほとんど資金がでてしまい、建築費がわずか。
建築資金=土地購入費70%、建築費30%などというケース。
オカネのことをテーマにした建築関連のサイトはあまり多くはありませんが、
家をつくるときのもっとも大きな要素のひとつです。
こちらから提案した企画書のコンセプトやプランをとても気に入ってよろこんで頂きますが
その提案に対してのファイナンシャルに無理のあるケース。
企画書をつくる前にフェイスシートに家づくりに対する要望や希望を書いていただきますが
要望や希望と資金計画に大きな無理があり、優先順位を聞くとどちらも1位。
10%程度の予算オーバーの範囲なら、なんとかなりますが
それ以上となると優先順位を明確にしていかないと、設計力では到底追いつかないからです。
「ローコスト住宅でもかまいません!」
「工事費をもっと下げれば、設計料も下がるんですよね」って言われますが
「最初からローコストの提案ですよ〜」
経験上、自ら値切り話を切り出す人にロクな人はいない。
クルマを購入するとき、200万のクルマであればそれ以外の諸経費は
約20%〜30%計上しておかないと希望の車種やスペックを手に入れられないことと
同じです。
どうしても手に入れたい思いの強い人は、その諸経費の部分をなんとか自分で
やることを考えます。
車庫証明の手続きは自分でやれば印紙代だけ。
納車してもらわずに自分で販売店まで取りにいけば、タダ。
カーナビは純正でなく、自分で取り付けようなどと考えるはず。
ファイナンスの話をしているとき、
「今乗っている高級外車を自己資金として補填することを考えてみたらいかがですか・・」って思います。
外構工事は自分でガーデニングをしながら作り上げていったらいかがですか」って。
しかし、それもこれも優先順位の1位となると・・・・
実はご縁のある方も3ですが、大きく違うのは
オリジナルの家を創りたいという気持ちが強く
竣工時に完成を求めず、自分でできることは自分でやるという発想ができる方です。
そのほうが楽しいと思うんですけどね〜。
それって、価値観の違い?
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