VOL14  「安全を知る」  2004/4/5

                                                                                         




少し前の話ですが、2月にアメリカにいって来ました。
成田空港で搭乗手続きをするのですが、ノースウエスト航空の係員から
スーツケースを空けて中のモノをすべて出すように(優しく・・)指示されました。
手荷物として持っていたデジカメ・パソコンなどは、
すべて電源を入れさせられ本来の機能が立ち上がるのを確認するのを係員が見届けて、
やっと搭乗手続きのゲートを出ることができました。

ツアーの人たちは簡単にパスなんですけど
個人旅行はチェックが厳しいです。
2001.9.11NYテロ以降アメリカへの入国は厳しくなっているとは
聞いていたのですが
どうも個人旅行の場合、以前よりチェックが厳しくなってる。
2002年にアメリカに行ったときは、
こんなに厳しくなかったような気がするんですが・・。


無事・・飛行機に乗ってミネアポリス空港について入国審査の手続き。
カウンターの男性係員に「観光」で来たことを告げると
「パソコンヲモッテルカ?」って
聞かれたので「イエス」って答えると
「観光ナノニナゼパソコンを持ッテキタ?
オマエ、本当ハ他ノ目的デ来タンダロウ?○▼≠‥※」
(一気に質問責めに遭いナニを言っているのかわからない)

しばらくすると、日本語の話せる女性係員がやってきて
「彼はあなたがこの国にやってきた本当の目的を言いなさいって言っています!」
って高圧的に言う。
通訳の女性ではなく、巨漢男性職員が高圧的なんです。
「観光で来たって何回も言ってるでしょう」って言うと
女性係員が「あなたは、あちらに行ってください」って指をさし
連れて行かれた別室でNO97」の札をもらい、イスに座って周りを見渡すと
中南米系、中東系、アジア系(もちろんわたしも含みます)の人種の坩堝・・

その中にさっきまで飛行機で一緒だった航空会社の日本人アテンダントもいる。
その女性は厳しい顔つきで指紋をとられている。


しばらくすると「NO97!」って呼ぶ声がする。
ここでのわたしの名前は「NO97」。すでに記号。
わたしだけ、更に個室に連れて行かれる。
ターミナルとは、どんどん離れたほうへ連れて行かれ
その部屋には、アチコチに小型カメラが壁や天井に設置され
どう見ても不法入国者扱い。
通訳の女性係員は「このままでは、あなたをアメリカ合衆国に
入国させることはできません」って言う。
「一緒に来た友人たちは、入国手続きを済ませて次の搭乗手続きに向かってるんですよ〜」
って言ってもまったく話を聞く耳をもたない。


日本での職業、過去にアメリカに来た理由、今回アメリカでの具体的な行動など延々と
30分以上質問されやっとパスパートに入国スタンプを押してもらい時計を見ると
入国審査から1時間以上たってる。
トランジットに2時間の余裕があったから良かったですがもしも1時間しかなかったら
目的地に向かう便は、わたしを置いて出発してたはず。


今のアメリカの入国セキュリティーは想像以上に厳しいことを知りました。
アメリカは、厳戒態勢なんですね。
普段日本で生活していると安全なのがあたりまえのようで
危機に関することなど考えもしないのですが
今回は身を持って知りました。


次の搭乗手続きに向かって歩き出すと後ろから
「お気をつけて、いい旅行を!」と女性係員の声が。
わたしを入国させようと通訳をしてくれた彼女には、とても感謝です。


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