
VOL11 「都市に暮す」


住宅は住んでいるその人のライフスタイルを映し出します。
なにを大切にして、どんな住み方をしているか。
溢れる情報洪水の中でワクワク、ドキドキするものが見当たらない。
そう気づき始めている人もいるはず。
価値観が多様化する都市の中ではなおさら。
好きなアートが身近にあったり、おしゃれなカフェでお茶したり
美味しい店を開拓できるたのしさ。
好きで「都市」に住んでいるのだから、もっとこだわればいい。
たとえ土地が狭くても、生活の場をクリエイティブにすれば
その魅力は計り知れないものになります。
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★★都市にすむアイディア★★
都市の住宅は狭い敷地に建てるケースが多く、周囲の住宅も目の前に
せまる環境にあります。
高さの制限、斜線制限、建ぺい率などさまざまな制限が加えられ
限られた条件のもとにさまざまなアイディアが生かされます。
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★採光
密集した敷地では採光を確保するだけでも、なかなかむずかしい
ケースがあります。
○トップライトで明るさを確保する
屋根の一部にガラスを張って採光を取り入れる手法としては
有効です。
○ハイサイドライト
同じ大きさの窓なら、高い位置にあるほうが部屋の隅々まで
採光が行き渡ります。
開放されている部分が限定されている敷地では
トップライトと同じようにハイサイドライトも採光に
大きなメリットとなります。
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★庭
狭い敷地を有効に使って設計をすると庭がほとんど確保できない
こともあります。
○デッキ
リビングの延長にデッキ空間をつくるとアウトドア・リビングとしての
空間が生まれます。シンボルツリーを一本植えることで
自然の息吹を感じることができます。
○屋上
敷地周辺が密集しているところでは、屋上を有効活用することで
庭的空間が誕生します。
敷地の真上は何もないので、ガーデニングなどアイディア次第で
オリジナリティあふれる自分だけのスペース。
構造はRC造や鉄骨造がオススメ。
防水工事もしっかりするのは、言うまでもありません。
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★地下室
高さや斜線の制限が厳しく3階建てが困難な設計では
地下を有効に活用します。
地下室の場合は、採光や換気が重要なポイントとなります。
せっかくの地下室も暗くて、湿気が多くては台無しです。
充分なドライエリアを設けた地下室は快適です。
外部からの騒音も遮断され、周囲は土ですから断熱性も高く
1年を通して快適環境が維持されます。
オーディオルーム・アトリエ・ピアノ室とフレキシブルに使えます。
もちろん、主寝室などにも最適です。
地下の構造は、RC(鉄筋コンクリート)造になりますから、
工事車両が入っていくためには敷地の前面道路の幅員は
最低4メートルは必要です。
また、山留め工事が必要になるため隣地境界線から50センチ
程度の離隔は必要になります。
コストは地上階の約1.5倍程度見ておく必要があります。
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★ひとくちメモ
都市に家をつくりたい!と思うと・・・
建てる土地が用意されていない場合は
まず土地購入から検討していかなくてはなりません。
不動産やをあちこち辺り、やっと見つけた敷地。
総予算の中から、自分なりに検討してやっと購入。
しかし、そのほとんどが土地代に費やされ建築予算は
きびしい状況。
その多くは土地購入費と建築費用のバランスが2:1。
何ごともバランスが大切です。
土地購入費と建築費用は、1:1のバランスが理想です。
土地が安くなったとはいえ・・・
あくまでも理想です。
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