
VOL10 「建築にかかる費用とは。」


家づくりにはさまざまな費用がかかります。
建築資金の計画も計画段階で把握しておかないとあとから思わぬ出費で奔走するはめになります。
よく「坪50万円より」と宣伝している工務店やハウスメーカーがあります。
「そうか、うちは40坪の家を建てると2000万円ぐらいか!」というと
そういうわけにはいかないのです。
家をつくるには、もろもろの費用がかかります。
「坪50万円」というのは、建築工事費のうちの「本体工事費」ですから、
それだけでは水もでませんし、電気もつきません。
一般的に家づくりにかかる費用は「建築工事費+20%」程度を
目安にするといいでしょう。
そのトータル金額に消費税もかかります。
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☆A.建築工事費とは?
・本体工事費 構造体・内外装・住宅設備機器など
・設備工事費 給排水設備・衛生設備・電気設備・ガス設備など
・外構設備工事 塀・植栽・カーポートなど
・その他 空調設備・照明器具・カーテン・システムキッチンなど
メーカー等のいう「坪単価」は、この「本体工事費」をいいます。
ですから、外部の配管やエアコンや塀や照明器具はついていません。
ただ単に金額が安いからといって飛びつかずによく内容を確認して
吟味することが必要です。
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☆B.新築工事にともなう費用は?
・測量費 10万〜20万程度。
自分の土地の大きさや面積は自分で知っておきたいですよね。
・地盤調査費 10万〜20万
あとから沈下したなんてことにならないためにも地耐力調査はやっておきましょう。
・地鎮祭・上棟式 地鎮祭費5万くらい〜
・インテリア費 家具や家電製品など、工事費の5%くらいみておきましょう。
・解体費 2万/坪〜 産業廃棄物などが多いと割高になります。
・借り住まい費用
・設計監理料 建築工事費の10%程度。建物の規模・構造で異なります。
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☆C.新築にともなう事務経費とは?
・印紙税 工事請負契約書・設計監理契約書・
金銭消費貸借契約書(住宅ローン)など。
・事務手数料 住宅ローンを使う時の手数料。
・ローン保証料 ローンを組む場合に連帯保証人を立てずに
保証料を払って借り入れをする場合。
・火災保険料・地震保険料
・建築確認申請料 建物の規模によってかかる費用が違います。
申請は設計者が代行してくれます。
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★ひとくちメモ
家をつくるには、数千万という大きな金額が必要になります。
日常ではほとんど縁のない数字です。
しかも、わからない専門用語の羅列・・・
どこから知識を得たらいいのかさえ、わからない。
「みんな建売住宅だし、うちも建売住宅でいいか・・・」
ところが夢にまで見た住宅がとんでもないシロモノである場合も
少なくないのです。
とくに建売住宅は建築という分野ではなく、不動産の分野なんです。
あなたは建築主ではなく、購入者。
これがあれこれ惑わす要因の一つでもあります。
建築に携わるものでさえ、理解できない部分があるのは
そこにあるんですよ。
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